「仕事がうまくいかない」
「事業・副業でなかなか成果ができない」
本書は「仕事」に対しての固定観念を壊し、お金を稼ぐことについての本質を知ることができる、今までのビジネス書とは違う”レールからハミ出す人のためのビジネス書”です。
\この記事はこんな方におすすめです/
- 働くことについての概念を変えたい人
- お金について考えたい人
- 好きなことを仕事にしたい人が考えるべき知識を得たい人
- 常識の先にある”発想力”と”実行力”を知りたい人
『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』について
本書はお笑い芸人「キングコング」の西野亮廣さん、初めての書籍です。
漫才師の他、絵本作家、イベンター、校長、村長、上場企業の顧問と肩書きを自由に飛び越える西野さんの考えを知ることができる書籍です。
本の概要

- 著者:西野亮廣
- 価格:1,389円
- 発売日:2016/8/12
- ページ数:334
『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』の目次
本書は4つの章で構成されます。
- 第1章 向かい風はボーナスチャンス!
- 第2章 お金の話をしよう
- 第3章 革命の起こし方
- 第4章 未来の話をしよう
【要約】魔法のコンパス 道なき道の歩き方
この記事では以下の4点に要約して解説します
- ハロウィンのゴミ問題を”遊び”で解決しちゃった
- 「夢をおいかけようぜ」教育の罪
- SNSの正しい使い方
- 仕事になるまで遊べ
1つずつ解説します。
ハロウィンのゴミ問題を”遊び”で解決しちゃった
2014年のハロウィン翌朝の渋谷はゴミ問題で悲惨で、新聞やワイドショーに取り上げられ、SNSで拡散され、ついには海外にまでネガティブニュースは飛んでいってしまった。
この状況でテレビをつければコメンテーターがこぞって「ゴミは自分で持ち帰れ」「モラルが欠落している」とゴミ問題を非難していたが、西野さんは「ゴミがないと成立しないイベント」を新しく作ろうと考えました。
ハロウィンに徘徊するのはオバケで、そのオバケが残していくゴミを残骸と見立て、退治する「ゴーストバスターズ」です。
ただのゴミ拾いにはせず、巨大なトラッシュアート「ゴミの木」を作るという「ゴミ拾い」から「アート作品の材料集め」に目的を変えることで、遊んだ結果良いことになってたという流れを作り出したのです。
また、アンチ西野の存在も逆手にとり、「このイベントを邪魔してやろう」と先回りしてゴミを回収することまで計算にいれ、渋谷の街はすっかり綺麗になってしまったという痛快な朝を迎えられたようです。
「夢をおいかけようぜ」教育の罪
「クラウドファンディングを知っている人いますか?」
西野さんが大学の講義で訊くと、経済を学んでいる大学では4割ほど、アート系の大学ではほぼ0人という、お金に関する知識が壊滅的なことに驚いたようです。
アート系の学生にこそ、クラウドファンディングは重要だと西野さんは語ります。
アート活動は何をするにも活動資金が必要になってきます。そのお金をカラオケ店のアルバイトなどではなく、クラウドファンディングで支援してくださった方へのリターンとして絵を描いてあげることが、自身の画力アップにもつながるし、世の中に自分の作品が残ると言います。
「資金調達=アルバイト」という発想しかないのは学校の先生すらもクラウドファンディングを知らないことが原因と考えています。
アートで飯が食えない人が先生になっているケースが多いため、「夢」の話が先行され、「お金」の話をすることは、むしろ下品なことのように扱われているのが問題だと語ります。
クラウドファンディングのような資金調達の方法もあるということを知ることも大事なのです。
SNSの正しい使い方
ある日、西野さんは海外で個展をしたいと考えました。
英語が解らないながら英和辞典を片手に80件程度のギャラリーに連絡を取り、運よく開催できるギャラリーと巡り合うことができました。
しかし海外での個展開催には、ギャラリー費用、渡航費から宿泊費、設営搬出費と多額の資金を調達しなくてはならないため、クラウドファンディングに辿り着いた西野さんは1人でも多く支援してもらうためSNSを最大限利用しようと考えたそうです。
一般的なSNSの使い方であるRT「拡散希望」などの手法はとらず「キングコング西野」でエゴサーチし、自身についてツイートしている人に片っ端から声をかけにいったそうです。
「会いに行けるアイドル」ではなく「会いに来る芸人」
結果、短期間で資金調達に成功しました。
さらに開いた個展を成功させるため、現地ニューヨークについてツイートしている人をピックアップし声をかけ、結果1800人もの人が足を運んでくれたようです。
SNSのツールは拡散装置ではなく、個人と個人を繋げるツールであると西野さんは語ります。
仕事になるまで遊べ
2045年には人口知能が人間を超えるらしい。今でも人口知能を積んだロボットが人間の仕事を奪っていると西野さんは語ります。
スマホの登場で町の写真屋さんが潰れたり、電車や車という選択肢が生まれて、峠の茶屋が潰れたように時代は止まらない。環境の変化に気を配り順応する必要があると語ります。
これからも商品のレジ打ちや箱詰めや荷降ろし作業、小売店の販売員や会計士なんかも時間の問題な未来が確実にやってくる中、親世代が口にする「好きなことで食っていけるほど人生は甘くない」は的外れと言います。
好きでもない仕事は、これから更にロボットが奪っていく中、人間に残されたものは「仕事とは呼べない好きなこと」
たとえば「旅」だったり「グルメ」だったり、趣味と呼ばれる分野です。
ロボットも趣味には手を出さないから、「好きなことで生きていく」を追い求める時代になり、「好きなことでしか生きていけない」時代が間違いなくやってくると語ります。
土日の休日に好きなことをするため、月~金は会社での苦行に耐えるみたいな生き方はちょっとヤバいと言います。
年中趣味に時間を費やし、その趣味をマネタイズできる仕組みを発明することが重要です。
これからは「仕事になるまで遊びなさい」面白い未来が待っていると言います。
まとめ
本書は、常識に捕らわれない発想力や実行力を知るための知識が、著者の様々な経験から知ることできる書籍です。
その中でもこの記事では、以下の4点に絞って本書の内容を紹介しました。
- ハロウィンのゴミ問題を”遊び”で解決しちゃった
- 「夢をおいかけようぜ」教育の罪
- SNSの正しい使い方
- 仕事になるまで遊べ
「好きを仕事」にできる様々な考え方、明日から実践できる内容を学んでいきましょう。

