「中々お金が貯まらない」
「つい貯金する予定のお金まで使ってしまう」
そんな悩みを抱えているアナタ!
収入と支出のバランスを考えていますか?
もし、貯金が中々出来ないと悩んでいるのなら、生活に先取り貯金の仕組みを取り入れてみましょう。
無駄遣いは悪だと思われがちですが、豊かな人生を送るためには無駄遣いも必要です。
ただ、ちょっとだけルールを作ってあげて、適切なルールの範囲で無駄遣いをしていきましょう!
今回は、先取り貯金のポイントについてご紹介いたします。
無駄遣いをしてしまって、落ち込んでいる人
どうすればお金が貯まるのか知りたい人
先取り貯金用口座を作ろう!
いきなり結論ですが、無駄遣いをしてしまって貯金が増えない人は、先取り貯金をオススメします。
先取り貯金とは、毎月一定額を先に貯金する方法を言います。
よくある貯金の方法として、「毎月残った分だけ貯金しよう」というものがありますが、これでは中々決まった額を貯金していくことが難しいです。
1万円貯まる月もあれば、10円しか貯まらない月もあるということでは、中々貯金が増えていきません。
出費が多い月は貯金が出来ない恐れもあります。
しかし、先取り貯金であれば、給料を受け取ってまず貯金額分を取り分けてしまうので、確実に貯金することが出来ます。
最初に貯金額を設定し、先取り貯金の仕組みさえ作ってしまえば、あとは自動的に貯まるので手間もかかりません。
先取り貯金の具体例を見てみよう
先取り貯金の具体例についてご紹介します。
例えば手取り20万円であれば、1万円分を先取り貯金します。
そうすると、残りは19万円となりますので、この中でやりくりをする意識を持てば良い訳ですね!
モデルケースとして、以下の場合を想定します。
仮に1人暮らしで、必要な出費として家賃(7万円)、食費(3万円)、電気代他(4万円)かかったとするならば、残りの5万円は自由に使えます。
無駄遣いをするならば、この5万円の中で自由に使えば良いのです。
すると、1万円は毎月貯まりますし、無理に出費をガマンするというストレスもかかりづらいです。
そのため、冒頭に申し上げた適切なルールの範囲で無駄遣いをすることが重要となります。
いくら貯金すれば良い?
先取り貯金の適切な金額は、家族構成やライフスタイルによって異なります。
そのため、いくら貯金をすれば良いのかを決めるためのポイントについてご紹介します。
それは、明確な貯金の目標を立てることです。
ゴールを明確にして逆算すると月々の貯金の目安がみえてきます。
それでは、具体例でみてみましょう。
例①:5年後に300万円の車が欲しい。月々いくら貯めれば良い?
この場合だと、5年間で300万円貯める必要があるので、
300万円 ÷ 60か月(12か月×5年間) = 5万円となりました。
このケースだと、月々5万円貯めることが出来れば、車が購入出来るということになりますね。
例②:20年後に3,000万円のマイホームが欲しい。月々いくら貯めれば良い?
この場合は、20年間で3,000万円貯める必要があるので、
3,000万円 ÷ 240か月(12か月×20年間) = 12万5千円となりました。
このケースだと、月々12万5千円貯める必要があるということですね。
計算そのものは、小学生でも出来るレベルですが、大切なのは明確な貯金の目標を立てることです。
例えば、手取り20万円の人が例②のようなケースで、月々12万5千円を貯めるのは難しいですよね?
そうすると、自分の身の丈にあった収入と貯金のバランスがみえてきます。
(自分は手取り20万円だから、月々2万円貯金しよう!そうすると、約4年で100万円貯まるなとか)
自分が設定した貯金額さえクリア出来るようにすれば、後は自由に使っても大丈夫です!
まとめ
今回は、ついつい無駄遣いをしすぎてしまって、中々お金が貯まらないという方に向けて、先取り貯金をオススメしました。
日本人は性格的にお金を貯め込む傾向にありますが、ガマンばかりしているとどこかで無理が出てしまいます。
イタズラに、出費をおさえつけてガマンするのではなく、使わないためのお金を先に避けておいて、残りは使ってしまうという感覚くらいが丁度良いかと思います。
月々の貯金額については、収入の変動や家族構成の変動などで定期的に見直す必要があります。(単身よりも子どもがいる方が貯金が必要ですからね。)
自分にあった、心地良いバランスを見つけて資産額を増やしていくことが大切です。
まずは先取り貯金用の口座を作ることから始めてみてください!