突然の失業、急な病気やケガなど安定した生活をする上で生命線と言える収入が途絶えることは誰にも想像ができないことかと思いますが、やりたいことが見つかった時にも今の仕事を続けながらではできない場合は転職をしますがその期間も収入は途絶えてしまいます
今回は、そのようないざという時に生活を支えてくれる「生活防衛資金」について紹介いたします
生活防衛資金とは
失業リスクや傷病リスクは誰にでもありますし、やりたいことが見つかったらいち早く行動したいと思うのは誰でも同じかと思います
様々な リスク |
病気やケガで入院する |
---|---|
倒産やリストラのため職を失う | |
自然災害で家財や仕事を失う | |
転職して新しいことにチャレンジ |
そんな時この生活防衛資金が用意されていたら安心して慌てずに対処できます
貯まっていたら安心できる
病気やケガで入院したとしてもしばらくは生活防衛資金から生活費を賄えますし、リストラや転職で仕事を辞めた時も慌てて次を探すことも無くなります
貯まっていないと安心できない
無給状態での就職活動は焦って良いところ良い条件の就職先を探せなかったり、ブラック企業とはいえ無給になることが怖くて辞めるに辞めれない状況に追い込まれてしまったりします
お金が貯まりやすい体質になる
生活防衛資金があるとお金が貯まりやすい体質にもなれます

貯まりやすくなる体質のカラクリは「無駄な保険」に入らなくてよくなるからです
最低限必要な保険のみでよくなる
生活防衛資金が貯まっていれば万が一の保険も、ほんとの万が一のみでよくなるため必要最低限の保険のみで良くなります
必要最低限の保証とは、起こる確率は少ないが起きた場合には多額のお金が必要なものです
対して、無駄な保険とは起こる確率は多く起きた場合の金額は多額では無いものです
必要最低限の保険 | 掛け捨ての生命保険 |
---|---|
火災保険 | |
自動車保険(対人・対物) | |
無駄な保険 | 医療保険 |
車両保険 | |
学資保険 |

いくら貯めるべきか?
生活する上でとても大事な生活防衛資金ですが、具体的にはいくらくらい貯めたら良いでしょうか?
生活防衛資金の目安は生活費の6カ月~1年分
毎月の支出のうち家賃や光熱費など生活に関わる部分を生活費として表しこの生活費をどのくらい用意するかがポイントとなります
主な生活費 | 家賃など住宅費 |
---|---|
水道光熱費 | |
通信費 | |
食費 | |
生活用品など購入費 | |
ガソリン代や電車バスの運賃など交通費 | |
医療費や一般保険料 |
一般的な目安だと、会社員は6か月分を個人事業主は1年分を貯めるのが良いと言われております
会社員の目安が個人事業主より少ない理由
会社員は高い社会保険料を支払っている代わりに個人事業主より手厚い社会保障が受けられます
病気やケガ | 傷病手当 |
---|---|
失業 | 失業手当 |
病気やケガならば傷病手当、失業の際は失業手当など個人事業主よりはリスク時の金銭的負担が軽くなる傾向があります

貯め方を実践
これから生活防衛資金を貯めるために一番良い方法は、毎月収入の2割程度を自動で生活防衛資金専用の口座に貯蓄していくのが一番です
オススメの生活防衛資金専用口座
いざという時までずっと入れておくことを考えると金利が高い銀行が良いです。調べてみたところ一番高い金利の銀行は、あおぞら銀行が金利0.2%でもっともおすすめです
楽天銀行のように0.1%のところもあり、利便性なども含めて考えると良いですね
まとめ
いざという時に蓄えておきたい大切な資金「生活防衛資金」ですが
目安は生活費の6か月分~1年分が理想です
これがあれば貯めやすい体質になり生活が豊かになりやすい環境となります
最後まで読んでいただきありがとうございます。生活防衛資金を貯めるには支出を抑える必要があります
収入を増やすことはなかなか難しくとも支出を抑えることは今すぐにでもできることなのですぐに実践してみましょう
ゆのなののおすすめ本ですが、こちらに記載のテクニックを使えば固定費削減のヒントがたくさん詰まっており即実践できます。何度も読み返したくなるくらいおすすめの一冊です
