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【高校生の親向け】教育費を抑えられる!お得な制度を知っておこう

【高校生の親向け】教育費を抑えられる!お得な制度を知っておこう

「このままでは、大学行かせられないかも…。」

教育費に思った以上にお金がかかり、「高校の授業料・塾代・大学資金が足りない」と不安になっていませんか?

そんな時に頼りになるのが国や地域の子育て支援制度です。

今回は高校生の子どもを持つママ・パパに知ってほしい制度を紹介します。

授業料35万円がもらえる「高等学校等就学支援金制度」

「高等学校等就学支援金制度」では1ヶ月に9,900円が受け取れます

(※単位制授業の場合は4,812円、私立の場合は加算があります。)

支給期間は3年間(36ヶ月)、公立(定額授業料)なら合計356,400円が教育費として補助されるのです。

対象は世帯所得が910万円までの家庭。

入学時に書類を学校に提出しますが、申請自体はオンラインでできるため難しくありません。

「高等学校等就学支援金制度」を活用すれば、高校の授業料負担をかなり軽くできるでしょう。

塾代20万円がもらえる「受験生チャレンジ支援貸付事業」

「受験生チャレンジ支援貸付事業」は塾費用や受験料を利子ナシで貸してくれます。

しかも中学3年生は高校に、高校3年生は大学に入学した場合、返済は必要ありません!

  • 学習塾など受講料:上限20万円
  • 受験料(中学3年生):上限2万7400円
  • 受験料(高校3年生):上限8万円

対象は都内在住で、世帯収入の要件を満たす家庭です。

3人家族の場合は216万円以下、4人家族の場合は255万円以下など人数によって金額が変わるので、詳しくは受験生チャレンジ支援貸付事業 東京都福祉保健局のページを確認してください。

進学できれば返済が免除されるので、ぜひ利用したい制度です。

年間70万円の授業料がもらえる「高等教育の修学支援新制度」

「高等教育の修学支援新制度」は授業料・入学金の免除または減額がされる制度です。

対象は大学・短期大学・高等専門学校・専門学校に通う学生で、世帯年収の要件を満たす家庭です。

支援金額は、「世帯年収」「進学先の種類」「実家から通学か一人暮らしか」など条件によって変わります。

例えば私立大学に自宅以外から通う場合の支援金額はこちら。

  • 授業料:上限70万円(1年間)
  • 入学金:上限26万円
  • 給付型奨学金:約91万円(1年間)

大学入学前に学費が十分に貯まらなくても、進学を諦めさせなくていいんです。

まとめ

今回は高校生の子どもを持つママ・パパに知ってほしい制度を紹介しました。

  • 授業料35万円がもらえる「高等学校等就学支援金制度」
  • 塾代20万円がもらえる「受験生チャレンジ支援貸付事業」
  • 年間70万円の授業料がもらえる「高等教育の修学支援新制度」

教育費の負担が大きくとも、このような制度を上手く使えばお金の心配がグッと減ります。

子どもの将来のために、しっかり確認しておきましょう。

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