「楽しく、美味しく食事をとりたい!」
と思うものの、気の向くままに食材を買って、外食をしてスイーツもお酒も・・・となると、どんどん食費がかさんでいきます。
「生きるために食事は必要だから…」と思っても、可能な限り節約していきたいと思いますよね?
もちろん食費をゼロにするのは難しいです。
しかし、平均よりも高い食費がかかっているのであれば、それは見直す価値があるかもしれません。
日常のちょっとした工夫で、生活がグッと楽になるかもしれませんよ?
今回は、食費を節約するポイントについてご紹介いたします。
食費をおさえるポイントが知りたい人
自分の使っている食費の相場観を知りたい人
1ヶ月あたりの食費の相場、平均ってどれくらい?
食費をはじめとした家計の収支については、政府のサイトで統計データが公開されています。
まずは世帯人数別の平均額についてみていきましょう。
2020年における、世帯人数別の1ヶ月あたりの食費の平均額は、それぞれ以下の通りです。
【家計調査 家計収支編 第4表 より】
1人 | 38,257円 |
---|---|
2人 | 66,543円 |
3人 | 78,155円 |
4人 | 87,071円 |
5人 | 94,673円 |
6人以上 | 109,387円 |
当然ですが、世帯人数が増えるほど食費が高くなる傾向にありますね。
皆さんの食費は平均と比べていかがでしょうか?
意外と少ないと感じた方や、多いと感じた方など、様々な方がいらっしゃるかと思います。
ただし、こちらはあくまで目安です。
必ずしも平均より少ないから良いとか、多いから悪いといった訳ではありません。
平均額と自分の支出額を見比べてみて、自分の食費の支出額と満足度を見つめるきっかけにしてみてください。
満足度が低いのであれば、次にご紹介するポイントを取り入れて、食費を見直してみましょう。
食費をおさえるポイントって?
それでは、食費をおさえるポイントについて紹介します。
細かいことをたくさん一生懸命やっていても、精神的に疲弊してしまうばかりになりますので、まずは次に紹介する2つのポイントからおさえていきましょう
食品ロスをなくす
安いと思ってついつい買い込んでしまって、気が付いたら賞味期限が過ぎていたり、食材が痛んでしまって捨てることってありませんか?
結局それは無駄な出費となってしまいますので、徹底的に食品ロス(捨ててしまう食品)をなくしていきましょう!
食品ロスをなくすためのコツについては以下になります。
コツ①:賞味期限が近いものを1か所にまとめる
食材によって収納スペースを変えているかと思いますが、ついつい奥の方に眠ってしまっている食材のことを忘れてしまって、気が付けば賞味期限切れになってしまうことがあります。
それを回避するために、賞味期限が近い食材はなるべく1か所にまとめてしまいましょう。
その後、献立を考える際には1か所にまとめた食材たちを優先的に使うようにしていきます。
すると、献立を考えるのも楽になりますし、食品ロスをぐっと減らすことが出来ますよ。
コツ②:冷蔵庫の中身を定期的にチェック➡キレイにする
コツ①にも通ずるところがありますが、食材や調味料って無いと不安になるので、ついつい買い込んでしまいます。
それそのものは悪いことではないのですが、使い切らないとやはり勿体ない支出となります。
なので、月に1回・週に1回などルールを決めて、冷蔵庫の中身をチェック➡キレイにする習慣をつけましょう。
キレイにするというのは、残っている食材や調味料を使っていくという意味ですが、こうすることで無駄な買い物も減らせ、買ってきたものを有効活用することが出来ます。
外食する時に一工夫してみよう
食費の中でも、割高になってしまうのが外食です。
例えばファミレスに行ったり、マクドナルドに行ったり、それこそコンビニで買ったりなど…。
外食って便利ですし、美味しいからつい利用してしまいますよね。
外食をしないというのは難しいかもしれませんが、ちょっとした工夫で食費をおさえていきましょう。
コツ①:飲み物は持参するようにしよう
例えば、ハンバーガーが食べたくてマクドナルドに行くこともあると思います。
その時一緒に飲み物も頼んだりしますよね?
しかし、飲み物は必ずしもマクドナルドで買わなくても良いはずです。
コーラやファンタなどはスーパーでも買えますので、どうしてもマクドナルドでしか手に入らないものだけ買う(ハンバーガーやポテトなど)などして、出費をおさえましょう。
これだけで数十円~数百円節約できます。
コツ②:コンビニ➡スーパーで代用しよう
コンビニって手軽になんでも買えて、とても便利ですよね。
おにぎりやパン、飲み物にお菓子など様々なものを買う機会があると思います。
便利な反面、その分スーパーに比べると割高です。
自炊がめんどくさくて、買ってすませたいといった日もコンビニ➡スーパーの利用をするだけでも、支出をおさえることができます。
コツ①とコツ②を組み合わせて、1回100円節約できたとします。
もし週に1回利用していたとするならば、月に約500円出費をおさえることが出来ますね。
年間で考えると、なんと6,000円も食費がうきます。
ちょっとしたところですが、小さいところから取り組んでみましょう。
まとめ
今回は、食費の節約ポイントについてご紹介しました。
良くある例としてチラシを血眼になってチェックするとか、スーパーをハシゴするなどがありますが、ここではオススメしておりません。
それらは何より時間がかかりますし、精神的にも疲れてしまいます。
仮に車でスーパーをハシゴした場合はガソリン代とかもかかりますしね…。
節約をする際は、手軽に始められること・効果が大きいところを重点的に見直すことが大切です。
まずは出来るところから始めてみてください!